ビリー・ワイルダーの『情婦』

未來欠乏症でAmazonで購入したモノの一つ・・・
今の私には、彼自身の作品を見るのがツライ・・・*1
こんな日は、せめてつながりある物でも見て落ち着こう



ビリー・ワイルダーの作品で今まで見た事あるのは、
ヘップバーンの『麗しのサブリナジャック・レモンの『アパートの鍵貸します
マリリン・モンローの『7年目の浮気』
どちらかと言えば、ラブコメ主流の監督さんかと・・・




ドラマは有能な弁護士ウィルフリッド卿が病院を退院する所から始まる
コメディ得意の監督だけあって、看護婦*2とこの弁護士がまるで夫婦漫才みたいで可笑しいのなんの・・・
そこに殺人の容疑をかけられたレナード*3と言う男が弁護の依頼にやってくる・・・



原作がアガサ・クリスティ
なるほど弁護士のウィルフリッド卿のイメージはポアロに似ている



舞台は法廷劇へと発展していく・・・



ドイツ人妻の裏切りに・・・夫は追い詰められていく
名優マレーネ・ディートリッヒが冷血な妻クリスチーネを演じます
笑顔を見せない、それどころかまったく表情が変わらない*4
声のトーンも一緒・・・低く魅力あるハスキーボイス
それが返ってこの映画を重厚な物にしている感じがする



実はよくは知っていますが、映画を見たのは初めて・・・
あ!違う・・・一つ見てました・・・『ジョーズ2』*5
でもなんの役で出てたんでしょう?




軽部さんが『大どんでん返しが素晴らしいんですよね〜』
って、言ってたもんで途中、何となく筋が読めてきた・・・
やっぱり、そうやったか・・・



でも、そこからまた・・・
私に先読まれるようじゃ、あきませんもんね(苦笑)



これを小さい頃に見て好きになったと・・・



でもそれはわかる・・・実は私、小学校の低学年で『スティング』*6を見て、
外国映画が大好きになった・・・特にハリウッドモノ



この作品、もしリメイクすると・・・
ウィルフリッド卿は、アンソニー・ホプキンス
レナードの妻クリスチーネに個人的に好きな二コール・キッドマン
レナードが・・・・浮かばない・・・いい男じゃないと・・・
アレック・ボールドウィンだとあまりにベタやし*7
レナード役は、しばらく悩んでみましょ



エンドロール後に・・・
この作品をご覧になられた方へ・・・決して結幕を話してはいけません
って

*1:小さい男(女やけど)だね〜by仁美

*2:今なら看護士

*3:怪傑ゾロのタイロン・パワー

*4:あるシーンを除いては

*5:びっくり☆

*6:これも大どんでん返しだし

*7:一度似た作品で二コール・キッドマンと共演してる?